Face Lift
フェイスリフト
甲府昭和形成外科クリニックのリフトアップ手術
当院の技術指導医である百澤明教授は、東京大学形成外科で東京大学名誉教授 波利井清紀先生のもとで陳旧性顔面神経麻痺の治療に従事してきました。
顔の解剖学・顔面神経の走行を熟知している医師だからこそ実現できる甲府昭和形成外科クリニックの『リフトアップ手術』をご紹介します。
筋肉の深層の剥離は、難易度が高く時間もかかります。そのため、皮膚だけを引き上げる簡易なフェイスリフトを行っている病院が増えています。しかし、筋肉の操作を怠ると、かならず数年後の後戻りに大きな差が生まれます。
外科的なリフトアップ手術は、『あの頃の美しさ』を違和感なく取り戻す究極のアンチエイジング手術です。当院では、持続性のある若返りを目指した丁寧なリフトアップ施術をポリシーとしています。
当院では、部位ごとにバランスを重視したデザインをしています。
甲府昭和形成外科クリニックのコンセプトである『持続的でナチュラルな美しさ』が最も表現できる治療です。
フェイスリフト(頬・首・こめかみ・額)
頬や首のたるみ、額のシワなどによって、外見的な年齢があがっていきます。顔面の広範囲にわたる『たるみ』や『シワ』の治療には、外科的な手術が最も有効です。
顔面の外科的なリフトアップ手術は『フェイスリフト』と呼ばれ、アンチエイジング手術の中ではもっとも手技的に確立されている部類に入ります。したがって、安全性とその効果は確かなものだといえるでしょう。
調和のとれた若返りは、頬、首、こめかみ、前額、そして中顔面のバランスを見極めたデザインが必要です。
①標準SMASフェイスリフト(頬~首)
標準SMASフェイスリフトは、フェイスリフトにおいて最も基本となるものです。耳の前の目立ちにくい部分を切開し、頬部へとアプローチします。当院であつかう頬リフトには、SMASの処理の方法で2通りの術式があります。
*SMASとは:Superficial MusculoAponeurotic System:顔面の表情筋の表層に存在する浅筋膜群
標準SMAS法
SMASの深層を剥離し、SMAS弁を作成し外側上方へ牽引、部分切除(Lateral SMASectomy)を行います。皮膚だけを引き上げるのではなくSMASごと引き上げるという方法です。違和感が出ずに8年から10年以上前の状態に戻り、長期にわたって維持できます。
切開方法
耳の前の目立ちにくい部分を切開し、頬部へとアプローチします。医師の経験より、最も自然に見える位置で最大限に牽引し、余った皮膚を切除して縫合します。耳の輪郭に沿って切開しますので、傷跡は目立ちません。
フェイスリフト(標準SMAS)のリスク
手術名
フェイスリフト(標準SMAS)
施術時間
4時間
麻酔方法
全身麻酔
ダウンタイム
約1週間で大きな腫れはほぼ落ち着いてきます。洗顔やシャワーは翌日から、洗髪は3日後から可能です。 入浴は1週間は控えていただきます。また、手術の内容によっては数日から1週間ほど患部を圧迫する必要があります。※個人差があります
術後通院の目安
3回
抜糸
1週間後に抜糸
リスク
血腫、創感染、皮膚壊死、顔面神経損傷など
②ハイSMASフェイスリフト(頬~首)
ハイSMASフェイスリフトは、標準SMASフェイスリフトの強化版といえるフェイスリフトです。耳の前の目立ちにくい部分を切開し、頬部へとアプローチします。
*SMASとは:Superficial Musculo Aponeurotic System:顔面の表情筋の表層に存在する浅筋膜群
ハイSMAS法
Dr. Timothy J. Martenが2005年に報告したSMASを頬骨弓の高さで作成する術式です。標準の術式よりも中顔面(mid cheek)のリフトアップ効果が大きくなります。顔面神経により肉薄した剥離が必要となりますので、技術力が必要となります。甲府昭和形成外科クリニックでは、このハイSMAS法を基本としています。
フェイスリフト(ハイSMAS)のリスク
手術名
フェイスリフト(ハイSMAS)
施術時間
5時間
麻酔方法
全身麻酔
ダウンタイム
約1週間で大きな腫れはほぼ落ち着いてきます。洗顔やシャワーは翌日から、洗髪は3日後から可能です。 入浴は1週間は控えていただきます。また、手術の内容によっては数日から1週間ほど患部を圧迫する必要があります。※個人差があります
術後通院の目安
3回
抜糸
1週間後に抜糸
リスク
血腫、創感染、皮膚壊死、顔面神経損傷など
③プレミアムネックリフト(首)
首のたるみは、年齢を感じさせる大きなファクターです。東洋人は西洋人ほどは目立ちませんが、首のたるみが気になるというご相談は非常に多いです。
頬のリフト手術を単独で行うよりも、頬・首と組み合わせて行うことでより若い印象になります。メイクなどでカバーしにくい部位なので、手術による効果は非常に高いといえます。
甲府昭和形成外科クリニックのフェイスリフト手術は、首にも引きあがり効果があります。そのため『プレミアムネックリフト』は、首の皮が余り垂れ下がっているという方のためのリフトアップ術になります。
切開方法
耳の後ろから襟足の生え際にかけて切開します。傷跡は耳に隠れる位置と生え際にあるので、目立ちません。
プレミアムネックリフトのリスク
手術名
プレミアムネックリフト
施術時間
2~3時間
麻酔方法
全身麻酔
ダウンタイム
約1週間で大きな腫れはほぼ落ち着いてきます。洗顔やシャワーは翌日から、洗髪は3日後から可能です。 入浴は1週間は控えていただきます。また、手術の内容によっては数日から1週間ほど患部を圧迫する必要があります。※個人差があります
術後通院の目安
3回
抜糸
1週間後に抜糸
リスク
血腫、創感染、皮膚壊死、顔面神経損傷など
同時にできる施術
プレミアムネックリフトと同時にできる施術になります。ただし、全ての方に適応となるオプションではありません。医師の判断で必要と判断した場合のみ、追加が可能となります。カウンセリング時にご相談ください。
①顎下脂肪切除
首から顎にかけて、脂肪吸引を組み合わせて行うことができます。
目視下で脂肪吸引を行うため攻めた吸引が可能であることと、同時に皮膚も切除しますので、たるみのないスッキリとしたフェイスラインに仕上がります。
②顎下腺切除
顎下腺は、あごの下に左右一対存在する唾液腺のひとつです。稀にぽっこりと肥大して顎下のラインから飛び出したように目立つ方がいます。ネックリフトの際に、摘出が可能です。
③広頚筋処理
皮膚のみではなく、オトガイの下にある広頚筋(皮下の筋肉)を剥離し骨膜に固定します。皮下筋肉から引き上げるため、リフトアップ効果を持続させることができます。
こめかみリフト(こめかみ〜目元のたるみ取り)
日本人が、もっとも年齢を感じさせると気にしている部分がコメカミです。髪を結っていた時代から、日本人女性はこの部位をカバーするための努力を行ってきたといわれています。
髪をアップにして「きゅっ」と後ろに引き上げ、目尻を上げ気味にセットするという方法です。髪形に頼らずにそれ以上の効果を出す方法がコメカミリフトです。
切開方法
最近は、生え際を切開する方法が主流です。傷跡が心配な方は、側頭部の髪の毛の中(被髪頭部内)を切開することも可能です。
こめかみリフトのリスク
手術名
こめかみリフト
施術時間
2時間
麻酔方法
全身麻酔
ダウンタイム
約1週間で大きな腫れはほぼ落ち着いてきます。洗顔やシャワーは翌日から、洗髪は3日後から可能です。 入浴は1週間は控えていただきます。また、手術の内容によっては数日から1週間ほど患部を圧迫する必要があります。※個人差があります
術後通院の目安
3回
抜糸
1週間後に抜糸
リスク
血腫、創感染、皮膚壊死、顔面神経損傷など
前額リフト(おでこ・眉間のたるみ取り)
表情によって、いろいろな印象を相手に与えてしまうのが額のシワです。おでこ(前額)にシワが寄ると、気難しい・不機嫌なように見えることがあります。
前額リフトは、額のシワの改善はもちろん、額だけではなく、眉間や鼻根部のシワに対しても効果的な治療方法です。
切開方法
髪の毛の中(被髪頭部内)を切開するため、傷は見えません。
カウンセリングについて
現在、若返りの治療にはさまざまな方法があり、その方にどの方法が適切であるかどうかを見極めることが非常に重要になっています。
また、それぞれの治療方法の長所を生かして、より効果的な組み合わせを行うことにより仕上がりが大きく変わってくるというのも若返り治療の特徴であるともいえます。
実際にお顔を拝見して、じっくりとお話をうかがい、その方の現在の生活の中で最高の仕上がりを出すために『どんな方法を提案できるか』『仕上がりまでのプロセスとイメージをどう伝えられるか』こうしたインフォームドコンセントが非常に重要です。
カウンセリングは無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。外科的なリフトアップ術の他に、メスを使わない『切らないリフトアップ術』のメニューもご用意しています。
フェイスリフトの術後経過
約1週間で大きな腫れはほぼ落ち着いてきます。洗顔やシャワーは翌日から、洗髪は3日後から可能です。 入浴は1週間は控えていただきます。
また、フェイスリフトの内容によっては数日から1週間ほど患部を圧迫する必要があります。